ネクストとeconte それぞれの活動
A型事業所 ネクスト
ネクストの主な活動は、ふとんのリサイクル事業です。
リサイクル過程において、作業行程を細かくマニュアル化し、利用者の皆さんが実務を担当できるようにしています。
会員の皆さんの手で、不要ふとんが新しい長座布団などに見事に生まれ変わります。そして、全国のあちらこちらで販売されています。
不要ふとんを廃棄焼却するとたくさんのCO2が発生します。焼却による二酸化炭素発生量へ ふとんリサイクルは、地球にやさしいものづくりも可能としました。
布団を引き取りに行きます。 |
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布団を洗浄します |
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天日干しをします |
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タンブラー乾燥機で 80℃12分滅菌消毒します |
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大まかに選別します |
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側生地と中綿に分別します |
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中綿を粉砕機で適度な大きさに粉砕します |
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プレス機で圧縮し梱包します |
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出来上がった綿を原料とし 長座布団などの商品を製造します |
B型事業所 econte
econte(えこんて)では、グループ内A型事業所での実習訓練を中心に、施設内作業、自主製品製造活動などを行っています。また、施設外活動として近隣の催し物にも積極的に参加しています。
ギフトの組立作業 | ギフトセット完成品 | |
クッションの組立作業 | シートクッション完成品 | |
まくらの袋詰め作業 | まくら完成品 | |
施設外活動 ・小野市産業フェスティバル ・にしわき産業フェスタ ・北播磨ハートフルふれあい広場 その他近隣の催しへ参加・販売 |
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地元播州織を使った プライベート商品の製造・販売 |
布団の焼却による二酸化炭素発生量は…
布団1枚を焼却するときに発生するCO2量は次のように計算されます。
布団1枚の平均重量は3.5kg
1kg焼却時のCO2発生量は3.66kg
布団1枚焼却時のCO2発生量は、3.5×3.66kg=12.81kg
皆さんご存知の通り、樹木は二酸化炭素を吸収してくれます。
たとえば杉の木が1年間に吸収できるCO2量は約14kg(林野庁調べ)
ということは・・・布団1枚燃やすために、1本の杉の木が1年間働かないといけないということになるんですね。
不要布団を廃棄焼却せず、新しい商品にリサイクルすることによって、エコにも貢献できるという大きなメリットがあります。